佐渡の旅

yakutataduo2005-03-19

一昨日、ナレーションを朝まで書き続け、帰宅。
で、昨日、そのまま寝ずに東京駅へ直行。
佐渡島へ行ってきた。
今度から行なわれる吉本興業の企画のための
下調べ的な事で。
新潟県は初上陸で、佐渡島なんて、生涯行く事が
ないと思っていたが、とりあえずウキウキしながら
週刊少年マガジンを小脇にかかえて、新幹線で新潟へ。
新潟から、ジェットフォイル? やったかな?という
高速船に乗り、1時間後に佐渡島へ。
天気は悪く、時折、雨やらヒョウやらが降ってくる。
で、いろいろと佐渡の街を見つつ、お仕事。
そこから、晩飯へとなだれ込むのだが、ここで
すごい人と出会う。
すごい人と言っても有名人でもないのだが、各地を
旅している、詩人と言おうか、何と言うか・・・
泉椿魚(いずみちんぎょ)さんという方で61歳。
名刺には戯遊詩画人と書いてある。
この方、佐渡島に住んで3年ぐらいになるらしいのだが
なぜかすごい権力を持っているのだ。
まあ、いろいろと書き出すと本当に長くなってしまうので、
書けないのだが、キャラ的には漫画、サラリーマン金太郎
出てきそうな裏のドンというか、フィクサーというか・・・
3年ごとに住居を変え、日本を渡り歩いているのだ。
絵や、詩を書き、講演も行なっているそうだが、お金は
もらわない主義で、すべて無料でやっていて、晩飯を
食べたお店にもものすごいでかい絵が飾ってあったが、
お金はもらわない。
しかし、左腕には850万円のロレックス。
何がどうなっているのか? 何で稼いでいるのか?
本当に謎だらけの人物なのである。
しかし、しゃべりは興味のあることばかりで、男が惚れる
男なのである。
実際にわたくしも、好きになった。
簡単に言うと、生き方が漫画なんです。
破天荒極まりない人物と出会い、いい経験になった。
衝撃だった。
で、晩飯が終わり宿へ。
ここの宿がまた電気のないような山道を車で走り、
山の中にある古民家的なおしゃれな造り。
そこで、とりあえずちょこっとだけ仕事をして
全く寝てなかったので、早々と就寝。


で、本日、朝8時に起き、健康的な朝食を食べて、
佐渡を後にする。
今はいつもの場所へ戻ってきている。
そんな感じの佐渡でした。
また何週間後には行きますけど。


写真は、宿泊した宿です。
いい雰囲気でしょ?
あと、椿魚先生に書いてもらった言葉も。
自分の名前を書いて、そこから連想させて句を書くのだが、
名前を見て書き出すまでに1秒。 「平」という字から、この句。
「人生、平々凡々と生くも佳し」