歯医者

yakutataduo2007-05-10

昨日、帰宅後「ガキの使い」「オビラジR」「恋するハニカミ
などを鑑賞し、就寝。


本日、お昼に電話がかってくる。
「あれ? ヤナギ君、どこにいるの?」
わたくしと一緒に名古屋の番組をやらせていただいている
先輩作家さんから。
「え〜、家にいます」
「あれ? なんで?」
「今日、会議は休みで明日ですよ」
「うそ〜〜」
という電話。
いつもなら、木曜日に名古屋で会議なのだが、今週だけ
明日になっていたのを先輩作家さんは間違えて名古屋へ。
で、名古屋駅から一緒にタクシーに乗っていくので、電話が
かかってきたということである。
先輩作家さんが、名古屋に1泊したのか? はたまた1度東京へ戻って
きたのか? 明日の会議で聞きたいと思います。
そんなわけで、時間が空いていたので、以前ここにも書いた「歯が抜けた」事件の
真相を探るために、歯医者へ行くことにした。
嫁ちゃんから教えてもらった近所の歯医者さんへ、保険証を持ってゴー。
20年以上ぶり? の歯医者である。
前にいつ行ったかの記憶もない。
自転車に乗って、歯医者に行くと、待っているお客さんはなく
わたくしだけ。
で、受付で保険証を出し、呼ばれるのを待つ。
この時はまだ、大丈夫だった。
で、「ヤナギさん〜 お入り下さい」と言われ、中へ。
記憶にはほとんどないが、何かで見たことのある歯医者のイス。
そこに座る。
男の先生が横につく。
「どうされましたか?」
「え〜、ちょっと前に歯が抜けまして・・・」
「ちょっと見せて下さい。  あ〜 なるほどねえ〜」
「これは、どうなっているんですか?」
「ちょっと調べますので、写真を撮りますね〜」
で、歯の写真を撮られる (写真参照)
ポッカリと穴が開いている。
「うわー ポッカりあいてますねえ〜」
そんな、楽観的なわたくし。
しかし・・・・
「ヤナギさん、あのですねえ、これは神経が死にかけてますね〜
このままほっておくと、抜くことになりますよ」
「えっ?」
予想外の答えにかなり驚く。
で、驚いているわたくしを横目で見ながら先生は・・・
「じゃあ、今日から治療しますね〜」と
わたくしは、だいぶ軽い気持ちで歯医者に来ていたので、内心ドキドキ
したいた。
そんな中、治療が始まる。
で、この後、わたくしの心に響くアツい言葉が先生の口から飛び出した。
「じゃあ、注射打ちますね」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「初めてですよね?」
「・・・・・・・・・ はい・・・・」
ちょっと、疑いつつも自分の心臓のドキドキが早まるのがわかった。
軽い気持ちで来たはずなのに、注射?
正直かなりビビっている。
心の準備もない。
普通の注射ならまだしも、歯ですよ、歯。
もちろん初体験。
むちゃくちゃ痛いイメージしか頭の中に出てこない。
「オレ、泣くのか?」
「痛いに決まってる」
「注射はイヤ〜」
そんなセリフが頭の中をよぎる。
しかし、もういい大人だからガマンしなければいけないのである。
ここでギブアップして「注射がイヤだから帰ります」とは言えない・・・
観念する。
そして、そっと目を閉じた。
この目を閉じるというのは、注射がどんなものかを見るのがイヤなので
目を閉じたのだ。
何にも見たくない。
ここでバカデカイ注射が出てきたら、心臓のドキドキが耐えられない。
「オレ、ビビっている」
こんなにビビッたのは久しぶりだ。
で、いざ本番。
固く目をつぶったわたくしの口は開けられ、注射らしきものを打たれているが
痛みは感じない。
しかし、時間は異常に長く感じる。
そして、注射が終わる。
痛みがほとんどなかったことと、注射が終わったことにわたくしの硬直していた
体がほぐれる。
「とりあえず、よかった・・・ 無事だった・・・・」
情けない。
そこから治療が始まる。
ずっと口を開けたままがこんなにしんどいとは思わなかった。
わたくしは、治療中1度も目を開けていない。
まあ、普通は開けないのだろうが、わたくしの場合は治療器具を
見るのが怖いからだ。
「キュイ〜〜〜〜ン」
「シューーーーー」
「キュイ〜〜〜〜ンン」
歯医者ではおなじみのBGM。
「怖い・・・・」
わたくしの歯はどうなっているのか? そしてどうなっていくのか?
何にもわからないまま治療は続く。
口がしんどい。
そして、小一時間ぐらいたっただろうか? 治療が終わる。
とてつもない安堵感。
しかし、注射で麻酔をしたようで、唇が腫れている感覚。
これも初体験。
なんとなく感覚で、歯に何かが詰められた模様。
そんなことは正直、どうでもいい。
とりあえず耐えれた喜びの方がデカイ。
それだけ、ビビったのだ。
まあ、情けない男だと思っていただいても結構。
ほんとに怖かったもん。
先生が美人歯科医だったら、目を開けていたか?
いや、開けてないな・・・
とりあえず治療1日目が終わった。
来週も行くことになっている。
もう怖くない?
いや、正直、あんまり行きたくはない。
でも行くしかありません。


で、そんな歯医者でビビってからとりあえず家に戻り
落ち着く。
タバコを吸うが、唇の半分の感覚がないので微妙。
で、そこから赤坂へ移動。
いつもの作業に戻るが、違うのは唇の感覚がないことだけ。
宿題などなどしつつ、今から会議が始まります。
現在夜の11時前、唇の感覚はだいぶ戻ってきました。